受験によく出題される書籍
昨日は塾のオンライン保護者セミナーでした。
いくつかテーマがあったのですが、国語のセミナーがとても興味深かったです。
国語一筋30年以上のベテラン講師が分析する、受験で良く出る著者、書籍、そして来年、再来年出ると予想される書籍について。
そもそも、本をたくさん読んでいても国語の成績がいいかは別問題という説もありますが、先生曰く、
本を読むことは教養を身につけること、自分とは異なった境遇の他者の気持ちを理解すること、に繋がるので、国語力を上げるためにはとても大切なことだそうです。
子供に本を読ませたいと思うなら、まず親がその本を読み、
「これ面白いから読んでみたら?」ではなく、面白いポイントやあらすじ(ネタバレはむしろ興味をそそるために必要とのこと)を伝えることが効果的とのこと。
確かに、タイトルや表紙だけではあまり惹かれない場合も、内容を聞いてみると「読んでみようかな」って思ったりすることがありますよね。
我が家は私が普段あまり本を読まない&読んでも偏ったジャンルばかりなので、私が色々と読んでみることから始めてみようと思います。
ここ数年で良く出る書籍(物語、論説)および著者のランキングの中で、面白そうだなと思った「十四歳日和」「キャプテンマークと銭湯と」を早速ポチりました。
「キャプテンマークと銭湯と」は2020年入試問題で鴎友学園や筑波大附属、横浜共立学園が出題していた書籍だそうです。
しかも「対話をデザインする」という書籍も、同じく鴎友学園、筑波大附属、横浜共立学園で出題されたとのこと。
この3校、出題傾向が似てるのか、なかなか面白いですねw
出る本は色んなところで出る!
ということで受験に出題されそうな書籍をすでに読んでいることはとても有利ということ。
余談ですが、渋幕は文豪好きらしく、中学受験でがっつり三島由紀夫や芥川龍之介が出てくるそうです(;・∀・)
新しい書籍の場合、前々年度末~前年度前半に出版された書籍から選ばれる可能性が高いそうです。
そして「ちくま」系(ちくま新書、ちくまプリマー新書)多い!とのこと。
娘は本を読むことが好きなので物語は喜んで読むとは思うのですが、論説は買ってまで読んだことはないのでどうかな~ヾ(・ω・`;)ノ
「雑草はなぜそこに生えているのか」とかは興味持てそうかな…。
こちらもとっつきやすいものから導入していければと思います…!