計算ミスを減らすためには
先週に引き続き今週末も塾のオンラインセミナーに参加しました。
テーマは「計算ミスを減らすためにはどうすればいいのか」
娘はほんとうに計算ミスが多いので是非とも対策が知りたいところ。。
計算ミスと言っても色んなバリエーションがあるんですよね。
・繰り上がり繰り下がりの際のミス
・数字の勘違い(2456を2546としたり)
・数字の読み取りミス(途中式の字が汚くて0を6と読み間違えたり)
・和差の混同
・和積の混同
ちなみにうちの娘がよくやる小数点の打ち間違い。
これについては理解不足から来るミスであって、ケアレスミスの類では無いとのことヽ(;▽;)ノ
まずは子供がどのパターンのミスを起こしやすいのかを分析する。
そのためには自分だけの間違いノートを作るのが有効なんだそうです。
大体1ヶ月ほどで傾向が見えるとのこと。
日々取り組んでいる計算日記、毎回チラホラ計算間違いしてるので、早速計算日記で間違いノート作ってみたいと思います。
計算ミスしやすいパターンを把握し意識することで、確かに減らすことは出来そう。
次に、計算の工夫を出来るだけ活用して計算しなければいけない回数を減らす。
これは二月の勝者でも出ていましたが、例えばお決まりの計算は覚えてしまう(平方数や円周率の掛け算、分数と小数の変換など)、掛け算をバラバラにして計算を楽に組み立て直すなど。
25×37という計算式があった時、これを単純に筆算で掛け算するのではなく、25×4=100というのを利用して、(25×4)×9+25とすると、簡単に925と出てくる訳です。
この辺は訓練になっていくのかな。
意外だったのが、途中式は全部書けば良いというものでは無いということ。
実は途中式で数字を写し間違えたり、数字を読み間違えたりというミスが発生することが多いのだそうな。
なので、無理に全部書こうとせず、↑の計算の工夫を取り入れつつ頭の回転と筆記スピードが合致するポイントを探るのが良いとのことでした。
あと基本的なことですが、途中式は必ず「=」を縦に続けるように!とのことです。
そして最後に検算の癖を付けるということ。
「間違ってるかもしれない」という意識を常に持つ。
出た答えが常識・直感的・理屈に合致した答えかを意識する。(父親の年齢を計算しなさいという問題で6歳と答えが出たらそれはおかしいよね?というように)
計算式のチェックは下から上に向かってチェック!が鉄則。
四則計算は逆算で確認すること。
なんだかやるべきこと盛りだくさんですねヾ(・ω・`;)ノ
ただ、これらの取り組みの大前提として、子供自信が計算ミスを減らしたいという意識がないと厳しいとのこと。
確かに「計算ミスは誰にでもあるからしょうがないよね~」と本人が気にしていないようでは一向に改善は期待できない_(:3>∠)_
そのためには、ミスを責めるのではなく、「ミスをしなかった状態をイメージさせる」ことが有効なのだそうです。
例えば計算ミスで2問(8点)落としていたとすると、この2問もし取れたとしたら点数は8点上がって偏差値は3ポイント上がるね、など。
子供自身が「悔しいな、次は計算ミスしないようにしよう」って思うように導くことが大事ですね。。
この辺りはついつい「計算ミスして~勿体無い!!」って先に口を突いて出てしまうので、私も意識していかないと…(*´・ω・。)
今回もなかなか興味深く為になるセミナーでした。
オンラインというのも気軽に参加できるので有難い。
今後もこういったテーマ別のセミナーどんどんやって欲しいなぁ。